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ある賢明な王の話

これは昔のある賢明な王の話である。王には勿論何でも出来る絶対的権力があった。勿論その中には「貨幣鋳造権」も当然備わっていた。しかし、王は「貨幣鋳造権は自分自身で行使すべきでない」とした。もし素人の彼が行使したなら彼の発行する貨幣は信用を失い、彼の政治力・財政力はむしろ低下する。賢明な王は「制約された権力は、無制約の権力よりも強力」という事を知っていたからである。

これは日銀を支配下においた、どこかの首相の話ではない。「立憲主義」とはこういうものだという説明の一部である。