秘密保全法・96条による改憲とも立憲主義の無理解にある

最高法規でも最も重要な条項の一つである憲法21条(一般には知る権利)に為政者の都合で制限を加える「秘密保全法」など明らかに憲法違反です。これは96条による改憲も含めて、『立憲主義』の無理解によります。なぜ立憲主義が大事なのかは例えば、ヒットラー率いるナチスが権力掌握したのは、あくまでも選挙を通じた民主的な選択の結果だった事実がこの事を示しています。

これから得られた教訓は「多数者支配の民主主義によって正当化される政治権力でも、法的・制度的には制限されねばならない」という憲法学の大方の共通認識からきています。

当然成立すれば、幾多の訴訟が行われるでしょう。そのとき司法権が本当に独立しているならば、81条で最高裁の「違憲審査制度」があるはずです。

しかし、近年最高裁は「高度の政治判断・・・」として殆ど逃げてきております。

政府はこの事も視野に入れているものと思われます。

文字通り三権分立ならば、81条を中心とした司法権の独立を断固主張すべきでしょう。

もしこのような状態が続くなら、裁判所には『人を裁く権限』は無いと国民が見放してしまいます。

最高裁含めて司法界の奮闘を期待しています。