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原水爆禁止2013年世界大会に参加して

 

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8月6日13:00~15:30広島県立総合体育館で行われた、2013年世界大会へ参加してきました。前日からの集中豪雨が嘘のような快晴に見舞われました。暑いとはいえ、連日の猛暑よりは比較的ましのように思えました。

歌声合唱・主催者報告・被団協挨拶に続き国連・政府代表の発言と進みました。印象に残ったのは、パラオ代表のいまだに核実験で原爆症に苦しめられている現実、異常出産が今だが出ている現実。訴えても、核実験とは因果関係は認められないとして、取り上げようともしないアメリカ。改めて核開発の犯罪性と核廃絶の重要性を認識しました。

フランスからは空手を通じての国際交流・各国の様々な戦蹟・各種施設見学、その中での平和に対する学習を深めている青少年のグループが印象に残りました。多分小学校高学年か中学生くらいと思いますが、はたして日本のこのくらいの少年・少女がこれほどの核廃絶の重要性・平和に対する意識の高さがあるのだろうかと不安に感じるほどでした。

そして、何と言っても圧巻は「『特別企画』核兵器のない世界へのメッセージinヒロシマ」でのオリバー・ストーン、ピーター・カズニックさんのスピーチでした。

67歳というのですから、私とほぼ同世代といえますが、さすが芸術家と思わせるその表現力・発信力には感心させられました。

ファシストや全体主義を打倒したアメリカは「自由主義の擁護者」というが、アメリカの本当の実態は「どす黒い裏面を持つ嘘の帝国だ!!」』とか「日本への原爆投下はソ連を牽制するためで、軍事的意義や正当性など微塵もない」といった欧米人特有のストレートなある意味過激なスピーチは多くの人を釘付けにしたようでした。

私はこのような欧米特有のストレートさ。二項対立的思考は好きで、うなずきながら一気に食い入って聞いてしまいました。

今回のスピーチにはなかったのですが「アメリカの大企業はこぞってナチスに資金提供していた」「第一次大戦にドイツに課された莫大な賠償金は、モルガン家を増やすため」などは事実だが、ジャーナリスト・芸術家でなければ出来ない発想・発信であろうと思います。

その後、大会決議の提案・採択、日本の運動の決意と行動提起して終わりました。

原爆投下で20万人もの尊い命が奪われ、投下から68年も経つのにいまだに多くの人が原爆の後遺症で悩んでいる現実。核兵器の非人道性を告発しその禁止を強く求めるべき立場の日本が共同声明への参加拒否するという現実を考えるとき、「核兵器のない世界」の原点での合意に向けてのもう一回り、二回りの大きな波の必要性を強く感じ、勉強させられました。